五条にしかわ歯科クリニックの西川です。

暗いニュースばかりで滅入ってしまいますね。

当院の向かいはイオンモールなのですが、専門店街が一時閉店となりました。

私の自宅の近くにイオンモール桂川があるのですが、そちらも専門店街は閉店となっています。

妻の友人が桂川のほうで働いていたのですが、いきなりの告知で閉店となり、皆がその瞬間に無職になったと言っていたそうです。

イオンモールの中に入っている専門店って、そこそこ大きいチェーン店ばかりじゃないですか。イオンの判断とはいえ、休業補償もあやしいまま閉店になるなんて・・・

歯科医院はいきなり閉店（閉院）となるケースは稀だと思います。

ただし、当院もスタッフや患者さんの安全を守れないと判断した場合、おそらく１～２週間は閉院となります。

これだけバッシングを受けながらも、全国の歯科医院で感染者がほとんど出ていないというのは、日ごろからの院内感染対策をしっかりしている証拠だと思います。

すこし見にくいですが、職業別の感染リスクの分布です。

右上が感染リスクが高い職業です。

歯科衛生士、歯科医師ともに、ほぼ頂点に立っています。

にもかかわらず、感染者は非常に少ないです。

メディアがこぞって囃し立ていましたが、「リスクが高い」のと「感染する確率」は別であることを理解しなければいけません。

飲食店は、滅菌を行いません。グローブをして調理する人は稀です。

鉄道やバスは、お客さんが触ったところを毎回拭いたりしません。

コンビニエンスストアやスーパーは、『超不特定多数』の人間が出入りします。

だからといって、歯科医院が安全とは言いません。来なくてよいなら、他の施設と同様、避けたほうが良いと思います。

『リスクと確率』、『不要不急と必要不急』は全く違うということをわかったうえで、行動に移してもらえればと思います。

医療業界は、疲弊し感染に怯えながらも、必死に戦っています！！