2019年6月11日 (火)
五条にしかわ歯科クリニックの西川です。
あなたはすすんでいますか?キャッシュレス。
私は現金が好きなアナログ人間なので、いまだについていけていません。どうしよう。
さて、医療機関のみキャッシュレスの波が押し寄せています。実際に、大きな総合病院などではクレジットで医療費の支払いができるようになっています。
ではなぜ診療所レベルではクレジットが使えない、もしくは自費診療のみ利用できるのか?
以前にも書きましたが、保険診療は3者によって成り立っています。被保険者、支払基金、医療機関です。医療機関は、保険診療の窓口支払いを過不足なく徴収しなければなりません。残りを支払基金に請求します。なので、手数料の問題が発生します。
自費診療は、患者さんと医療機関の直接契約なので、お互いが納得すれば、どちらが手数料を負担してもOKです。
お上がどういう対策をするのかは、まだわかりません。医療費のみ手数料なしというのは難しいでしょう。そもそも、保険診療は消費税を患者さんからいただいていません。これ以上医療機関の負担を増やすと反乱がおきそうですね。
当院でも、10月以降の増税とキャッシュレス化については白紙の面が多いです。おそらく、自費診療は値上がりしそうです。これは「働き方改革」に関係します。
年号も変わり、いろいろと考え方も変えないといけない年になりそうです。
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