2019年6月1日 (土)
こんにちは
五条にしかわ歯科クリニックのみやしたです✨
前回、運動をすることで歯の健康へのリスクが高まるとお伝えしました
軽く虫歯、歯周病、酸蝕症について説明します。
・虫歯…虫歯菌の出す酸によって局所的に歯が溶ける病気。
・歯周病…歯茎の溝にプラークが溜まり腫れや炎症を起こす病気。悪化すると溝が深くなり歯を支える骨を溶かす。
・酸蝕症…酸性の飲食物を摂取することで歯の表面を広範囲に溶かし、歯を弱らせる症状。進行すると知覚過敏や虫歯になりやすい歯に。
なぜ上記三つのリスクが高まるのか❓
①運動中は口呼吸になりやすく口が乾燥します。
唾液には虫歯になりかかった歯を修復する再石灰化作用があるが、これが作用しにくくなる。
汗をかくことも唾液の分泌量を減らす原因に。
②疲れと空腹で糖分をとりがちに。
間食(飲み物も含む)は1日3回以上になると虫歯のリスクが上がる。
③体力ギリギリまでのトレーニングにより組織の修復で手一杯に。
そのため免疫力が低下し、細菌への抵抗力が落ち歯周病菌による攻撃で歯茎が腫れやすくなる。
④口呼吸による乾燥で自浄作用が低下。
スポーツドリンク等運動中に飲み食べするものの影響を受けやすくなり、歯を溶かしてしまう。
ざっくり挙げるとこれらが運動をすることと歯の健康へのリスクを紐付けすることが出来ます
では、どのようにして防げばいいのか❓
次回はそちらのお話をしていきたいと思います
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