2017年12月26日 (火)
五条にしかわ歯科クリニックの西川です。
今回は『乳歯』についてです。
「乳歯はどうせ抜けるし、虫歯になっても問題ないでしょ」という方が、今でも時々おられます。
乳歯に虫歯があった=となりの永久歯も虫歯になる かもしれないです。
なぜなら、乳歯にだけ引っ付く虫歯菌はいません。
虫歯があるということは、虫歯菌が住み着く家があるので口腔内に大量に虫歯菌が繁殖していることが予想されます。
その乳歯が抜けた後、虫歯菌は次なる住処を探し、永久歯に乗り移るかもしれません。
また、むし歯が原因で歯並びが悪くなることもあります。
歯と歯の間にできた虫歯は、両方の歯を溶かしていきます。
そうなると、後で生えてこようとする永久歯のスペースをなくしてしまうかもしれません。
二極化している子どものお口の中ですが、できればよい方になれるよう、定期検診をお勧めします。
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