2023年5月8日 (月)
こんにちは!五条です🐶
歯科医院ではどのように衛生管理をしているのか、気になる方もたくさんいらっしゃるかと思います。
今回は、当院での器材の滅菌方法についてご紹介いたします♬
歯科医院での滅菌事情
歯科医院においては、標準予防策(スタンダード・プリコーション)という考え方をもとに感染対策を行っています。
標準予防策とは、「全ての患者様の全ての湿性生体物質:血液、体液、分泌物、嘔吐物、排泄物、創傷皮膚、粘膜等は、感染性があるものとして取り扱わなければならない」というものです。
特に、当院では治療に使用する全ての機器・器材に対して衛生管理を徹底しています。
使用後の器材には「滅菌」といわれる処理を行い、菌やウイルスなどの微生物を限りなくゼロに減らすようにしています。
「滅菌」とは「除菌」「殺菌」「抗菌」などに比べて最も強力な作用です。
滅菌の必需品 オートクレーブ
歯科医院では、滅菌のためにオートクレーブとよばれる医療機器を使用します。
オートクレーブとは高圧蒸気滅菌器のことで、内部が水蒸気で満たされた状態で高温高圧にすることにより器材の滅菌処理を行います。
オートクレーブには滅菌レベルにより 3 つのクラスに分けられていますが、一般的にはクラス N(普通レベル)のオートクレーブを導入している歯科医院がほとんどです。
当院で使用しているオートクレーブの特徴
当院では、シロナ社製ダックユニバーサルを導入しております。
ダックユニバーサルは「高性能で小型」であるクラス S にあたり、歯を削る際に使用するハンドピースなどの中空物(中が空洞になっている器材)であっても内部までしっかり滅菌することが可能です。
細菌やウイルスは目に見えないからこそ、高度な滅菌処理のできるオートクレーブを使用しています。
このように、当院では安心で安全な歯科医療を皆様にご提供するため、滅菌をはじめとする衛生管理を
徹底しております。
どうぞ安心してご来院くださいね♬
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