2018年6月30日 (土)
こんばんは、五条にしかわ歯科クリニックの宮下です。
前回、歯肉が下がると根面が露出し虫歯になりやすいことを紹介しました。
今回は予防について少しお話したいと思います。
一番の予防は歯肉が下がらないようにすること!
虫歯を予防する為にはプラークコントロールが重要にはなりますが、根面う蝕の大元の原因は歯肉が下がることです。
この歯肉が下がる原因となるのが歯周病。
歯周病は初期の段階では目立った症状が無いため自身では気付くことがなかなか難しい病気です。
痛みや出血、歯のぐらつきなどの症状が出る時は既に重症になっている事が多いので歯科検診を受けプロの手によるクリーニングをしてもらうことをおすすめします✨
前回もお伝えした通り上記の歯周病によるものだけではなく、ブラッシング圧が強かったり食いしばり歯軋りによる刺激で歯肉が下がることも。
こちらも正しいブラッシング等の指導を受け歯科受診を怠らないようにする事が大切になってきます。
下がってしまってからの予防や治療は…?
フロスや歯間ブラシを歯磨きの時に併用するようにしましょう!
根面の虫歯は歯と歯の間の根元から生じることが多い為、フロスや歯間ブラシを通しプラークを落とすように心がけましょう。
歯磨き粉やジェルも高濃度フッ素配合のものを!
歯の修復、再石灰化を促す為にもフッ素配合の歯磨き粉を使うといいでしょう。
歯冠部の虫歯と同様に根面の虫歯にもフッ素は有効です。
色々書きましたが歯がしみるな、何か前までと違うなと思われたら一度歯科受診をされてみてはいかがでしょうか…?
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