2018年3月26日 (月)
五条にしかわ歯科クリニックの西川です。
先日歯科医師国家試験の合格発表が出ました。
合格率は64.5%。新卒に限って言うと、77.9%でした。
私が受験した12,3年くらい前は、合格率は75%くらいだったと思います。新卒も9割くらい受かっていたのではないでしょうかね。もうあんまり覚えていないですけど。
今ほど狭き門ではなかったので、あまりプレッシャーは感じていなかったのかもしれません。
日本の歯科医師数が過剰だと言われ始めたのは20年くらい前からでしょうか。
作った大学(学部)を廃校にするわけにもいかないので、結果として合格率を落とすことで、歯科医師数を抑制使用した結果ですね。
歯科医師数が多いか少ないかは、『微妙』なところだと思います。都心部には過剰にいますし、田舎に行けば相変わらず人手不足です。
一昔は、みんな都心部で開業したがっていましたが、いまは郊外での開業を望んでいる先生も多くなりました。
私と同年代くらいの先生は、みな卒後も勉強するのが当たり前で、歯科に対する嫌なイメージを払拭するために、毎日努力している方ばかりです。
競争率が高くなった結果、医療の質は向上したと思います(本来の目的ではないにせよです)。
勤務医を経て開業しましたが、卒業したての気持ちを忘れずに診療にあたりたいと感じました。
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