2020年4月13日 (月)
五条にしかわ歯科クリニックの西川です。
ご無沙汰しております。
楽しい話題がなかなかないですね。
世間の子どもたちも、外で思いっきり遊べないせいか、ストレスが溜まってきているようです。
ストレスを感じるのは、大人だけではないですよね。
いつも思うのですが、どんな時でも子どもやお年寄りのような、社会的弱者が楽しく暮らせる世の中が一番だと思います。夏くらいにはコロナウイルスも落ち着いて、来年の今頃には「あんとき大変やったよねー」って言えるようになってたらいいなあ・・・
先日、総合病院の感染科のDrと話す機会がありました。
『最前線にいる自分たちでさえ、身を守るための物資が足りない』『防護エプロンが不足しているから、ゴミ袋に穴をあけてエプロン代わりにしている』『救急で運ばれてくる人がコロナ感染だった。この時点で、感染防具を着ていなかったスタッフは2週間自宅待機。また人手が足りなくなる』『感染に対して過敏になっている患者さんが押し寄せて、検査を求めるようになっている』『医療機関にとって、一番怖いのが風評被害。これは間違いない』
そんなに長い時間お話ができたわけではありませんが、とにかく現場が疲弊しているのが、ひしひしと感じられました。
関わっている方々のストレスは、私なんかとは比べようがないくらい大きなものだと思います。
いまのところ、歯科医院での医療従事者のコロナウイルス感染はあまり確認されていません。これが正しい情報なのかは、正直わかりません。
スタンダードプリコーション(標準予防策)という考えがあります。わからない方は、一度ググってくださいね。
歯科は、もともと感染リスクが高い(唾液や血液などと接触しやすい)職種です。ですので、医療系の中でも、普段から感染予防に対して非常に敏感に対応しています。総合病院だけでなく、診療所レベルでも同じことが言えます。これは間違いないです。
だから、いろいろといわれている中でも感染者をあまり出さず、診療所が大きな感染源になることもなく済んでいるのだと思います。
本当に、「明日は我が身」です。どこの医院も患者さんは減っていますし、歯科業界も大打撃を受けています。
しかし、今こそ医療の質というものを見つめ直し、考え直すチャンスでもあります。
この機会をうまく利用して、マイナスからプラスを生み出す方法を作っていきます。
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