2020年2月13日 (木)
五条にしかわ歯科クリニックの西川と申します。
ご無沙汰しております。
以前にここで書いた件の続きになります。
当院に来られている患者さんで、なかなか治療方法が決まらず、カウンセリングを重ねていました。
12月末ごろを最後に1か月以上連絡がなく、「あ~治療中断かなあ」と思っていました。
実際、そういうことってよくあるんですよね。歯周病治療をしながら、どのように治療を進めていくか話しているうちにフェードアウトしてしまう。日本の歯科の治療中断率って、4割近いそうです。
1月末ごろに、その患者さんから連絡があり、「治療を進めたい。インプラント治療を受けようと思う」と言ってくださいました。
わたしは、インプラント治療になったからうれしいのではなく、患者さん自身で治療を進めることを決断したのがうれしかったのです。
特にインプラント治療を勧めることもしませんし、ブリッジや義歯などの選択肢の中から患者さんが選んでもらえれば、それがどの方法だとしても良いと思っています。
診療台に寝かされて、まな板の鯉のような状態でドクターから「こう進めますね」と決められて治療を受けるのは、私は何か違うと感じます。
ですから、カウンセリングルームで話をしますし、ドクターではなく当院のアシスタントが話をします。
『決めるのは、あなたです』と言ってきた結果で、たまたまかもしれませんが、患者さんにとって良い方向に進むような気がします。
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