2019年11月22日 (金)
五条にしかわ歯科クリニックの西川です。
ご無沙汰しております。
以前に、「初診カウンセリング」について書きました。
今回は、「プランコンサルテーション」についてです。
タイミングとしては、初診来院時から数えて2~3回目くらいでしょうか。全体の検査をして資料を採取してから治療計画を立てます。
ここでは、①現状と、②今起こっていることの原因、③再発を防止するための策、について話をします。初診カウンセリングが聞き取りメインだったのに対して、プランコンサルテーションはこちらから話をすることが多くなります。
ひと通り現状を伝えた上で、患者さんがどうなりたいかを聞き出します。それに沿った治療方法を提案させていただきます。
患者さんによって、要望は大きく異なります。「とにかく早く終わりたい」という方もいれば、「時間がかかってもいいから、きれいに治したい、歯が長持ちするように治したい」という方もいます。どちらも正解だと思いますし、その答えによって治療の手を抜くようなこともありません。
むし歯を放置してひどくなったとしても、それは患者さんの責任ですし、自身が選んだ方針なので別に良いと思います。
なかには、いろいろとお口の中を調べて患者さんの話を聞いたところ、当院では治療が難しいこともあります。
プランコンサルテーションは、治療を始めてから「ウチでは対処できません」とならないようにするためのお時間もあります。そして、患者さん自身にも、治療を受けるという自覚を持ってもらう時間でもあります。
「そんな話をする時間なんていらねーよ」と思う方もいらっしゃるとは思いますが、少しだけ時間をください。その30分程度の時間で、その後の時間を無駄にしないようになることもありますから。
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