2019年9月29日 (日)
五条にしかわ歯科クリニックの西川です。
ブログ書いているの私ばっかりですね。なにかしら毎日上げられたらと思い、書いています。
当院に来られた患者さんでよくあるのが、「○○が痛いので(or被せが取れたので)、治してほしい。他にも気になるところはあるけど、ひとまず困っているところを何とかしてほしい」という主訴(来院するきっかけ)です。
もちろん困っていらっしゃるので、まずそちらから治療が始まります。大概は、痛みや深い症状を取り除くことをします。そうすると患者さんも落ち着くので、「いや~ここ(他の部位)って大丈夫ですか?昔治療したんですけど、ときどき気になるんですよ。」となります。
で、「では、全体検査もしましょうか?調べて、治療が必要そうなところがあれば、説明します」と伝えます。
私は、無理に治療を勧めることはしません。するかしないかは、患者さんが決めることであって、私たちは、治療の提案と、患者さんが決めたことを実行するだけです。スタッフにもこの話はよくしています。「無理に治療をしようとしてはいけない。かならず、患者さんが決めるようにしなさい」。
先日も患者さんと治療のお話をしていて、その患者さんは治療をするかどうか迷っていました。治療を進めていくと抜歯になるかもしれない。でも、治療をしないということは、問題を後回しにするということになります。
これまでは、通院していた先生の言うとおりに治療をしてきた方でした。なので、自分で決めることができないようでした。
私は、「これは、あなたの体の問題であり、あなたの健康の問題です。治療の提案は我々がします。メリット・デメリットについても説明します。どういう決断をしても構いません。治療を受けるということは、あなた自身が決断をするということであり、責任を負うということです。」とお話しました。
まだどうなるかわかりませんが、患者さんが真剣に考えて、決断をしてもらえればいいな~って考えています。
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