2019年9月25日 (水)
五条にしかわ歯科クリニックの西川です。
これ、私の娘(4歳)のレントゲンです。
当院は、よくレントゲンを撮ります。子どもでも、大人でも撮れる患者さんは撮ります。
定期的に検診に来ていただいている患者さんであれば、およそ6カ月に1回部分的なレントゲンを、1年半に1回は大きなレントゲンと口腔内写真を撮らせてもらっています。
理由は、視診(外から歯を観察すること)は限界があり、不確かな情報を基に診断をしなければならないからです。
放射線の被ばくを気にされる方は多いと思います。撮るメリットと被ばくのデメリットを考えて撮影するように心がけています。
レントゲンには、多くの情報が詰まっています。歯の大きさ、骨密度、形態、鼻や目との関係など。「あーそうだったのか!」と驚くこともよくあります。ほんとに。
なので、3歳のお子様でも、外傷で来院されたのであれば、歯が割れていないかなどを診断するために撮ります。なかには1歳でも撮影したこともあります。
患者さんに「○○が痛いし気にはなるけど、レントゲンは撮りたくない」と言われることもあります。私は、「中途半端な診断で、中途半端な処置になるかもしれませんが宜しいですか?」と断りを入れてから診察させてもらいます。
「1年前に撮ったから大丈夫」という方もいますが、1年前の情報は古く、アテになりません。
正確な診断は、正確な検査から。ですね。
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