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スポーツドリンク(2024.04.01)

こんにちは!五条にしかわ歯科クリニックの中山です。


4月に入り暖かくなり、日中は暑さを感じる事も多くなりましたね!

お子さんの水分補給に、水ではなくスポーツドリンクを飲ませている親御さんもたくさんいると思います。



しかしスポーツドリンクは砂糖の量も多いので摂取量には注意が必要です!


■1日の糖分接種目安量
人間の1日の糖分摂取量の目安は、自分の体重をg換算した数字の、0.05%といわれています。

【例:体重60kgの人の場合】
60,000g×0.05÷100=30g

例えば体重60kgの人がコカ・コーラを500mlのペットボトル1本をすべて飲んでしまうと、
あっという間に1日あたりの上限摂取量を越えてしまいます。


■市販のスポーツドリンクに含まれている糖分の例
ポカリスエット:糖質31g
アクエリアス:糖質23.5g
500mlで3gスティック・シュガー10本分ほどの量が含まれています。



では、糖分をとりすぎるとどうなるのか?


【虫歯・歯周病のリスクが上がる】

虫歯の原因菌はミュータンス菌という細菌です。
ミュータンス菌が糖質を分解する段階で歯垢ができ、歯垢の中でミュータンス菌はさらに増殖してしまい、酸が生成されます。
酸によって歯の表面にあたるエナメル質という部分が溶かされ、進行すると虫歯になってしまいます。
さらに、歯周病の原因には喫煙やストレスもありますが、そのなかのひとつとしてミュータンス菌が生み出す歯垢が原因とも言われています。
糖分の多い食べ物や飲み物を摂取することで歯垢は蓄積されやすくなるため、糖分の摂りすぎには要注意です。


【肥満のリスクが上がる】

糖分の取りすぎは肥満を招く原因になります。
摂取した糖分はブドウ糖に変化し、エネルギー源として全身で使用されます。
余ったブドウ糖が肝臓に取り込まれますが、それにも限界があり、取り込まれなかったものは中性
脂肪に変わって体内に蓄積されてしまいます。


【集中力の欠如につながる】

糖質を摂取すると血糖値が上昇します。
特に空腹時に一気に摂取すると急激に上昇するため、血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されます。
すると今度は血糖値が急低下し、低血糖状態を招きます。
集中力の欠如や気分の落ち込みなど、精神的な不調の原因になってしまいますよ。



”糖分”というと甘いものを想像することが多いですが、実はスポーツドリンクにも砂糖がたくさん入っています。
市販のスポーツドリンクの飲み過ぎには注意して、糖分過多にならないように気をつけましょう。
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