五条にしかわ歯科クリニック

Maintenance定期メンテナンス

■ 定期メンテナンス(予防)の意味

ずっとずっと定期健診を受けてきたのに、抜歯をしなければならなくなったという患者様が来院されることがあります。

なぜ定期検診が病気を未然に防げないことがあるのか考えてみましょう。

歯科衛生学という分野のなかでは、予防の概念は健康の増進から機能回復にまで広い範囲に及びます。つまり、トラブルが起きる前の状態から、病気になって最後の手を打つところまでが予防の範疇という考えです。

健康の増進や保存ばかりに注意が行き、きちんと治療が行われていなければ、根本的な解決からは遠のいてしまいます。 オーバートリートメント（必要以上の治療の介入）はよくありませんが、アンダートリートメント（不十分な治療）も当然トラブルの種を残したままになります。

患者様の想い（こうしてほしい）と、私たちからの提案（治療計画など）をうまく擦り合わせることが出来た時に、初めて利益を生み出すことが出来るのではないかと考えています。

ただ単に、クリニックに言われるがまま歯のクリーニングに通っているだけではあまり実りのあるものにはなりません。患者様一人ひとり「予防の目的」は違います。私たちも、しっかりと準備して、患者様のご来院をお待ちしております。