Deficiency treatment欠損治療
■ 欠損修復
残念ながら歯を失った場合、どのような方法で補うことができるのか、説明します。
どの部位の歯を失ったかで、治療の選択肢は変わります。
『インプラントがどんな場合も最良の治療になる』ということはありません。
どの方法もメリット・デメリットがあります。被せ物と同様に、何度もやり直せるような治療ではありません。
患者様ご自身の理想と現状を考えて、良い方法を選ぶようにしましょう。
■ 歯の移植
主に、親知らずを歯を失った部位へ移植します。
どの部位にでも適するわけではありませんが、ドナーとなる歯と移植先の顎の骨の大きさがマッチすれば、適応となります。
患者様ご自身の歯をうまく利用できるので、欠損修復を行う際には良い方法だと考えています。
メリット
- 移植により入れ歯などを回避できる
- ブリッジのような、隣の歯を削ったりをしなくてよい
- インプラントより安価に治療を受けられる
デメリット
- 手術が必要
- 患者様の年齢やドナーとなる歯のコンディションに成果が左右されること
- うまくいかないこともあること
ケース①
- 20歳女性
- 右上奥歯が化膿してしまった。症状は特になし。前の歯科医院でも治療を勧められた。
- 治療方法として、①移植、②インプラント、③欠損のまま放置を提示し、費用面を最優先し①の移植を選択された。
- 治療期間:約5カ月
- 費用 :保険治療+自費治療(被せ物)で約10万円
- 治療内容:CT撮影などによる検査→化膿した歯の抜歯→移植→神経の治療→最終被せ物の装着
治療後
移植直後
神経の治療終了後
治療前
治療後(最終被せ物装着後)
ケース②
- 30代女性
- 左下の奥歯の周りの歯ぐきが晴れている。特に痛みなどはない
- 治療方法として、①インプラント、②移植、③部分入れ歯を提示し、自分の歯を活かしたい、隣の歯を削りたくないという理由で②移植を選択された。
- 治療期間:約6カ月
- 費用 :保険治療+自費治療(被せ物)で約15万円
- 治療内容:CT撮影などによる検査→化膿した歯の抜歯→移植→神経の治療→仮の歯での経過観察→最終被せ物の装着
治療前
移植直後
最終被せ物装着後、約2年経過
治療前
治療後
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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~12:30 | ◯ | ◯ | ◯ | ― | ◯ | △ | ― |
14:30~18:30 | ◯ | ◯ | ◯ | ― | ◯ | △ | ― |
※午前・午後ともに診療終了時間30分前が最終受付
※初診の方は平日午前11:30、午後17:00が最終受付
※土曜:午前9:00-13:00、午後は14:30-17:00
※初診の方は平日午前11:30、午後17:00が最終受付
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